2014年11月15日
日本陸軍 明治三十九年式第二種帽・濃紺絨
どうも皆様今晩は、夜勤(的なもの)の疲れが未だ抜けないゆきかぜです。我、野戦ニ突入デキズ!
という訳で、前回告知しました通り、今回は色々溜まったモノをご紹介。
タイトルにもありますが、今回ご紹介するのはこちらっ

大日本帝國陸軍 明治三十九年式第二種帽・濃紺絨複製品ですっ
明治三十九年式、結構ご存知の方もいるかとは思いますが簡単にご説明を。
原型は明治三十八年、日露戦役の際に戦時臨時制定として仮採用された「明治三十八年臨時制定服」が原型。中田商店さんでは「三八式軍衣」として製品化されていましたね。それを戦後に正式採用したのが明治三十九年式軍衣だそうでち。
後の「四五式軍衣」等のベースともなり、その後の帝国陸軍歩兵装備の礎を築いた服、と言っても過言ではないでせう!
本来、三十九年式はカーキ、もとい茶褐色なのですが、これは紺色。そんなの実際あったの?ええ、あったんです。
日露戦役後、陸軍の服は茶褐色としたはいいものの、それ以前の明治十九年式等の濃紺絨が大量に余ってしまいました。その在庫を消費するために、一時的な処置として当分の間は兵・下士官に関しては軍衣を濃紺絨で代用してよい、となり、このようなめっちゃカックィィ濃紺絨三九式が誕生したそうであります。
気になる方は探すと写真もありますので、よろしければ探してみてくださいまし。
・・・さて、ググれば出てくるようなうんちくはここら辺にしまして、本体の各部を見ていきませう!

横

中
残念ながら、検定印等は再現されておりません。

安心の「日本製」タグ。この安心感!MADE IN JAPAN!!!

十九年式第二種帽との比較。いやぁ、やはり濃紺絨はいいですねぇ・・・
さて、では四五式軍帽とどこが違うの?ってゆーと

一番の違いはここ、脇のハトメの通気孔が三九式には存在しません!あ、四五式軍帽も入手しましたのでまた機会があればご紹介しまする。
と、以上で紹介とは言えないような紹介を終わります!
・・・色々としったかしましたが、正直、自分も三九式に関してはまだまだ分からない部分も多く、自信が持てない点が多々ありまして・・・何かといいますと
一、あご紐のボタンは桜の模様があるのか?
ニ、ツバの部分は革でふちどりがあるのか?
といった具合です。今回ご紹介した品は一、二どちらに関しても「ある」のですが、本物の39式はどうなのか分かりません。もし本物の39式はこの二点が「ない」だとすると、この品は39式ではなく「19年制定近衛兵用第二種帽」の可能性もあります・・・もしご存知の方がいましたら、何卒ご教授よろしくお願いします!
と、今回も長い上によく分からない文章となってしまいましたが、本日はこの辺で。お付き合いくださいました皆様、ありがとうございました!

最後にかなり前にご紹介した外套とあわせて一枚。しばらく着ていなかったので毛玉が・・・時間ができればまた三十九年式軍衣・濃紺絨モドキとかの制作も・・・できたらなぁ・・・
オマケ
中田製編上靴の表革使用のを入手しましたので、磨いてみましたん

右・before
左・after

靴磨きはやっぱ楽しいですねっ(#´∀)
では、お付き合いいただきありがとうございました!また紹介記事とかあげたいとおもいますので、よろしければまた遊びに来てやってください!
ではっ!
ばいみ~
という訳で、前回告知しました通り、今回は色々溜まったモノをご紹介。
タイトルにもありますが、今回ご紹介するのはこちらっ
大日本帝國陸軍 明治三十九年式第二種帽・濃紺絨複製品ですっ
明治三十九年式、結構ご存知の方もいるかとは思いますが簡単にご説明を。
原型は明治三十八年、日露戦役の際に戦時臨時制定として仮採用された「明治三十八年臨時制定服」が原型。中田商店さんでは「三八式軍衣」として製品化されていましたね。それを戦後に正式採用したのが明治三十九年式軍衣だそうでち。
後の「四五式軍衣」等のベースともなり、その後の帝国陸軍歩兵装備の礎を築いた服、と言っても過言ではないでせう!
本来、三十九年式はカーキ、もとい茶褐色なのですが、これは紺色。そんなの実際あったの?ええ、あったんです。
日露戦役後、陸軍の服は茶褐色としたはいいものの、それ以前の明治十九年式等の濃紺絨が大量に余ってしまいました。その在庫を消費するために、一時的な処置として当分の間は兵・下士官に関しては軍衣を濃紺絨で代用してよい、となり、このようなめっちゃカックィィ濃紺絨三九式が誕生したそうであります。
気になる方は探すと写真もありますので、よろしければ探してみてくださいまし。
・・・さて、ググれば出てくるようなうんちくはここら辺にしまして、本体の各部を見ていきませう!
横
中
残念ながら、検定印等は再現されておりません。
安心の「日本製」タグ。この安心感!MADE IN JAPAN!!!
十九年式第二種帽との比較。いやぁ、やはり濃紺絨はいいですねぇ・・・
さて、では四五式軍帽とどこが違うの?ってゆーと
一番の違いはここ、脇のハトメの通気孔が三九式には存在しません!あ、四五式軍帽も入手しましたのでまた機会があればご紹介しまする。
と、以上で紹介とは言えないような紹介を終わります!
・・・色々としったかしましたが、正直、自分も三九式に関してはまだまだ分からない部分も多く、自信が持てない点が多々ありまして・・・何かといいますと
一、あご紐のボタンは桜の模様があるのか?
ニ、ツバの部分は革でふちどりがあるのか?
といった具合です。今回ご紹介した品は一、二どちらに関しても「ある」のですが、本物の39式はどうなのか分かりません。もし本物の39式はこの二点が「ない」だとすると、この品は39式ではなく「19年制定近衛兵用第二種帽」の可能性もあります・・・もしご存知の方がいましたら、何卒ご教授よろしくお願いします!
と、今回も長い上によく分からない文章となってしまいましたが、本日はこの辺で。お付き合いくださいました皆様、ありがとうございました!
最後にかなり前にご紹介した外套とあわせて一枚。しばらく着ていなかったので毛玉が・・・時間ができればまた三十九年式軍衣・濃紺絨モドキとかの制作も・・・できたらなぁ・・・
オマケ
中田製編上靴の表革使用のを入手しましたので、磨いてみましたん
右・before
左・after

靴磨きはやっぱ楽しいですねっ(#´∀)
では、お付き合いいただきありがとうございました!また紹介記事とかあげたいとおもいますので、よろしければまた遊びに来てやってください!
ではっ!
ばいみ~